俺ストーリープロジェクト

自分と周囲の小さな話の記録

初風俗

初めて風俗店に行ったのは学生の頃。新宿歌舞伎町の一画にあるファッションヘルスだった。当時はまだ店舗型の風俗が主流で普通に営業をしていた。

金欠なのとまだ怖かったので、昼間の明るい時間に早割をやってる所を選んだ。

一応非童貞ではあったが、何しろ勝手が違う。無指名で行き、簡単なパーテーションで区切られた部屋に案内されて待っていると、現れたのは右目の周りに大きな青タンのあるおねえちゃんだった。

顔、大丈夫ですか?と聞くと、舌ったらずに「あっ、これ転んで打っちゃって…」という彼女だったが、明らかに様子がおかしい。それだけで何やら深い事情を感じたが、そんな状態でも仕事をするのか…と思って脱いでもらってでは、お願いしますという時に、股間から白い紐が垂れているのが見えた。

当時でもそれがタンポンだって事はすぐに解った。

何かあそこから出てますけど、大丈夫ですか?と聞くと、舌ったらずに「あっ、大丈夫だから…」という彼女だったが、こっちは大丈夫じゃなくなって、規定の40分をそこから雑談で乗り切った。後からチェンジすればよかったと思い至った。