読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

俺ストーリープロジェクト

自分と周囲の小さな話の記録

自分のエピソード

ランジェリー派

知り合いのご婦人と婦人用品店の前で会ったので、挨拶と立ち話をしていた。 すると、婦人用品店から中肉の壮年男性が出てきた。 彼はご婦人に挨拶をし、他愛のない話を二言三言かわすと、彼は去っていいた。 彼が去ってからしばらくして小声で耳打ちしてきた…

プノンペンの安宿ノート

学生時代に友人に誘われて東南アジアに貧乏旅行に行った。 安宿の前ではバイクタクシーの兄ちゃんが日本人旅行者に「ガンジャ、シャゲキ、オンナ」と声を掛けていた。 こういうポン引きみたいな所から買うと、グルになってる警察官に捕まって法外な賄賂を請…

父の部屋の裏ビデオ

まだインターネットなど普及していない高校生の頃。 父の部屋からエロビデオの山を発見した。VHSのビデオテープに、飾りっ気のないピンクのラベルにタイトルが書いてあった。間違いなく無修正の裏ビデオだ。 父が見たものという複雑な気持ちもあったが、当時…

白昼夢

父が、突然同居してた姉や姪に激怒して、しばらくするとケロッとしてそれを忘れているという事が何度かあった。調べると、典型的な認知症の初期症状だった。 自分を認知症とは認めたくない父は、病院の「ものわすれ外来」で診てもらっても「俺をボケ老人扱い…

朝のトイレ

ある会社に朝から打ち合せに行った。途中で便意を催したので、その企業が入っているビルのトイレに入ったが、大の個室は一つしかなく塞がっていた。 他に人がいなかったので待つことにした。すると、個室の中から「うぉぉぉぉん…うぅぅぅぅぅん…ああああああ…

集中治療室

十数年前、母が癌で他界した。末期となってからターミナルケアを行う施設に入院してそう経ってないある夜、様態が急変したと連絡が受けた。病院の集中治療室についた頃には母はチアノーゼを起こして体中がむくみ、自分たちがよく知る母ではなくなっていた。 …